こんにちは、永遠の初心者たーさんです。
リズムシリーズ第二弾は、恐らくアラブ系のリズムで一番最初に習う事になると思われるマクスーム(Maqsum)にしましょう。
では、基本パターンです。(リズムの記述方法はこちら)
|D-P-|–P-|D—|P—|
または
|D-T-|–T-|D—|T—|
マクスームは前回の記事で紹介したワヘダと同じ4拍子です。ワヘダにさらに1.5拍目のPa(Tak)と3拍目のDumが追加されていますね。感じとしては、「ドパッパドンパッ」といった感じになります。
なお、リードダラブッカの人は、下記のように叩くのが基本だよと言われるかも知れません。
|D-M-|k-M-|D-k-|M-tk|
では、動画を見てみましょうか。
今回は、ちょっイケメンで一部のベリーダンサーさんからは人気のArtem Uzunovさんです。このシリーズ分かりやすくて良いシリーズですよ。
マクスームは別の記事で述べる予定のサイーディやバラディ(マスムーディサギール)と同じ位置にアクセントがありますが、サイーディやバラディがやや重めの粘る感じのリズムになるのに比べると、華やかで軽い感じのノリになります。演奏する時は、必要以上に力まずに軽い感じを出せると良いと思います。
マクスームのバリエーションは沢山あります。私が習った一部のものだけでも、以下のようになります。これらのバリエーションはサイーディやバラディにも応用が利きますよ。
|D-P-|k-P-|D-k-|P-kk|
|D-P-|kkP-|D-kk|P-kk|
|D-T-|tkT-|D-tk|T-tk|
|DkPr|tkPr|Drtk|Prtk|
|D-P-|k-P-|D-k-|P-D-|k-P-|k-P-|D-k-|P—|
|DkPk|tkPk|Dktk|Pktk|
|D2P2|42P2|D242|P242|
(これはモダン奏法で2=人差し指のk,4=薬指のk)
以下はアイソレーション(利き手とその反対を分離した感じの奏法)のバリエーションです。
|D-P:K-|–P:K-|D-K-|P-K-| (offビート)
|D:K-P-|K-P-|D:K—|P:K—| (onビート)
|DkPk|-kPk|Dk-k|Pk-k| (倍速のoffビート)
まあ、他にも色々なバリエーションとか装飾の仕方があるので、探してみて下さいね。
ということで、マクスームベースのドラムソロを聴いてみましょう。
お聴きになったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。あまりに有名なKhamis HenkishのTabla Soloです。軽快なノリですね。
実際の歌曲等で使われるマクスームを探したのですが、有名っぽいなものは30分とか1時間越えの大曲ばかりで困ってしまいました。大抵、ザ・エジプト歌曲みたいなものが多いです。そんな中で見つけたのがこの曲、FairouzのWaraqu el-Asfarです。頭と終わりの主題の部分がマクスームになってますね。
ということで、ではまた。
