こんにちは、たーさんです。
さて、プレイヤー第二弾はRony Brrakです。
Ronyはレバノン出身のダラブッカプレイヤーです。最近のメジャーなダラブッカプレイヤーはクレイ(陶器)のダラブッカを使うのが主流なのですが、彼はメタル(金属)製のダラブッカ一筋です。勿論Ronyもダラブッカ以外のドラムを叩かない訳ではないようですが、殆どどの動画を見てもメタルのダラブッカを叩いています。
では、最初の動画をどうぞ。
これは、私が初めて観たRonyの動画です。どこかの楽屋か音楽教室みたいなところで内輪の人に軽くダラブッカを叩いて見せている感じですね。
「この人、手が大きくて指の力が凄いな」「この機関銃のようなバラフラム(両手を鳥の羽のようにして指をバラバラと打面に打つ打方の事で、私は勝手にバラフラムと呼んでいます)何なんだ?」「体の使い方面白い」というのが私の最初の感想です。
でも、なんか只者では無い感ありません?
ということで、YouTubeを漁ってみたのですが、Ronyはそれほどプロデュースに力を入れていないようで、動画があまり見つかりませんでした。でも幾つか動画を見てゆくと、何かだんだん「この人ヤバイかも」ってなってきて、次の動画で完全にノックアウトされてしまいました。それがこれです。
最初は大人しめのマルフーフからクラリネットのソロで始まります。その後歌が入って盛り上がってきます。丁度5:30位で一度静かになってRonyのソロが始まるのですが、ここからが見ものです。(最初の方がタルイ人は5:30位まで進めて下さい。因みにクラリネットや歌も良いんですよ。)
Ronyは静かなマルフーフから入るのですが、アイソレーションで叩いている左手のKaが強いので、ちょっとチフテッテリっぽく聴こえますね。その後、静と動を使いながらだんだんと盛り上げて行くのですが、そのやり方が凄いです。体全体を使った熱量も凄いし、ソロの間もビート感をしっかりキープしてお客さんを置いてゆかないし、これは盛り上がりますよ。
この熱量に完全にヤラレたのか、Ronyに続けてソロを取ってその後Ronyと掛け合いをすることになるイラニアンダフ(金属の鎖が胴体の内側に付いている主にイランで使われるフレームドラムです)のHussein Zahawyも、椅子から飛び上がらんばかりの物凄い熱演になっています。
これは名演ですよー。観てほしいなー。
ただ、残念な事に、最近、Ronyの演奏はあまり見かけません。最近はJazzやラテンに少し傾倒しているようですし、演奏よりコンポーザーの方に重心を移してしまった感じなんですよね。
是非、Ronyの熱量のこもったアラブ系の演奏を生で見てみたいのですけどねー。
さて、次は何を書こうかな。では。
