Yshai Afterman

こんにちは、永遠の初心者たーさんです。
さて、このカテゴリーでは、自分が気になったアラブパーカッションプレイヤーを紹介して行きたいと思います。

アラブパーカッションの世界でも、沢山の巨匠がいたりするのですが、最初に紹介するのは、そんな巨匠と呼ばれる人ではなく、自分が最初にのめり込んだプレーヤーにしました。それがこのYshai Aftermanです。
彼は、イスラエルのパーカッションプレイヤーで、ダラブッカ、フレームドラム、リクを中心に演奏していましたが、最近ではその他の様々なドラムをセットに組んで演奏しています。奏法的にはイスラエルのフレームドラムの巨匠、Zohar Frescoの流れを汲んでいると思われます。ダラブッカを演奏していても、フレームドラムのテクニックを使ったりします。

さて、その彼のプレイの中で、私が最も好きなものは、Itamar Erezというギタリスト(&ピアノプレーヤー)と組んだDuetsというプロジェクトのOmaraという曲です。

この頃(2012年?)のYshaiは、未だダラブッカ、ドフ、リク、カホンとシンバルやフットベル程度の比較的シンプルな構成で演奏していました。プレイも今のプレイに比べるとシンプルな感じですね。
Itamarが作ったこの曲自体も良いのですが、パーカッションとギターの関係が凄く良くできていると思います。

その後、YshaiはBALADINOというプロジェクトで2枚のアルバムを出しています。このプロジェクトでは、女性ボーカルのバンドのパーカッションに徹しています。因みに、このBALADINOには、最初Adam Ben Ezraという気になるベーシストが居て、Adamについても後で紹介しようと思っています。

BALADINOは、セファルディの流れを汲んだグループで、この”Dos Amantes”という曲もラディノ語というヘブライ語と古スペイン語が合わさった言語で歌われるセファルディ定番の曲です。
「ママ、2人恋人がいるんだけど、どちらを選んだら良いかしら?」という感じの歌詞で、ちよっと面白いですよ。
リズム的には始めは軽めのバラディで始まって、途中からマルフーフとハリージとファラーヒーが混ざったような2拍子になります。良く聴くと地中海的というか何というか結構不思議なノリで、途中スパニッシュギターみたいなフレーズも入っていたりして個人的に好きな曲です。

その後、Yshaiはソロ活動主体になり、”A Line From Here To Nowhere”というソロアロバムを2017年にリリースしました。
このアルバムでは、Yshaiはボーカルも担当しており、彼の世界観が全面に出ている感じがします。

Yshaiのファーストアルバムから選んだのは、カマンチャの切ないフレーズで始まる”Hashevach”という曲で、Yshaiがリードボーカルを取っています。途中のダラブッカ以外は別なメンバーがパーカッションをプレイしているようです。
わかり辛いのですが、おそらくアウルロマというロマ系のゆったりした9/8拍子がベースで、最後の方では32分のフレーズが入って盛り上がる感じですね。

Yshaiは現在(2019年5月)、Yshai Afterman Quitetというグループを組んでいて、Naomiというアルバムをリリースしようとしているので、アルバムが出たら聴いてみようと思っています。

ということで、次からも、自分のお気に入りのプレイヤーを紹介して行きますね。では。

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