Emel Mathlouthi

こんにちは、すっかりご無沙汰しております。たーさんです。
今日は、Emel Mathlouthiを紹介したいと思います。

まずは、アラビア語の歌手として初めてノーベル賞受賞セレモニーで歌唱することとなった、彼女の代表曲、”Kelmti Horra” (“My Word is Free”)をどうぞ。

この曲は、チュニジアや他のアラブの春での応援歌の一つとなったもので、彼女が民衆の中で歌を歌う映像が放送され、ノーベル賞の関係者の目に留まったようです。
Emelは、元々チュニジア生まれで、ヘビメタバンドのボーカリストだったのですが、大学生の頃に、伝統音楽へ傾倒すると共に、プロテストソングを作るようになります。
ではそんな彼女のプロテストソングの出発点とも言える”Ya Tounes Ya Meskina” (“Poor Tunisia”)を聴いて下さい。(この曲、Youtubeに良い動画が上がっていないので、音質等はちょっと悪いです。)

彼女は、この曲のように、伝統的な音楽とポップスや重いテクノロックを掛け合わせたような感じのずしっと来る曲も多いんですよね。

ただ、こういったプロテストソングを歌っていたEmelは2008年に彼女の歌が母国チュニジアで”放送禁止”になります。それを機に彼女はフランスに渡り、それ以降はフランスを拠点に活動しているようです。
では、そんな彼女が歌う、パレスティナに関するプロテストソングをどうぞ。

この曲は”Naci en Palestina”(パレスティナで生まれて)という曲なのですが、元々はジプシー民謡です。そのジプシー民謡を元にVENGOという映画のエンディングとして”Naci en Alamo”という曲が作られ、セファルディのYasmin Levyが後に歌って有名になりました。元々”故郷を失った事を嘆く”曲で、VENGOに出て来たAlamoはポルトガルの地名と言われていますが、これをPalestinaと言い換えてPalestina人の悲劇を歌っています。

では、最後に、Emelが5年振りに母国でパフォーマンスした時のビデオをどうぞ。ではまた。

コメントする