リズムの記述方法について

こんにちは、永遠の初心者たーさんです。

このカテゴリーでは、私が習った幾つかのアラブ系のリズムを紹介してゆきたいと思っています。

アラブのリズムといっても、エジプトが中心のもの、トルコ系、ロマ系、マグレブとかサハラ系のものとか色々あります。
エジプト系どまんなかのものは2/4/8拍子のものが多いと思うのですが、一部10拍子とかもあります。これに対してトルコやロマ系では5とか7とか9拍子のものが多く出て来る印象があります。特にロマ系やセファルディの流れを汲むイスラエルでは7拍子とか9拍子を良く聴く気がします。また、トゥアレグ系やモロッコ・マリの方では6拍子が多くて、アフリカンに近くなってゆく印象です。

さて、リズムの記述方法にも色々あるようなのですが、このブログではリズムを紹介するのに以下の表記を使う事にしています。それぞれの音については、また別の記事で紹介しているので、見てみて下さい。

  • D,d : Dum(ドゥム)
  • T,t : Tak(タック)
  • K,k : Ka(カッ)
  • P,p : Pa(パッ)
  • M,m : ミュート
  • B,b : 逆手のDum
  • r : 2連のk (装飾音)
  • 3r : 3連のtkk (装飾音)
  • 4r : 4連のtktk (装飾音)
  • – : お休み
  • | : 拍の区切り
  • x:y : x(利き手)とy(利き手の反対の手)を同時に叩く
  • x/y : xまたはy (どちらでも可)

基本的に、一文字16分で表示します。例えば、

|D—|D—|P—|P—|D-k-|D-k-|P—|tktk|

だと、「ドン,ドン,パン,パン,ドカ,ドカ,パン,タカタカ」になります。でも、多分一部は一文字8分や32分だったり12分(1拍3連)になったりすると思います。

因みに、大文字と小文字の違いはアクセントで、大文字のものはしっかりした音で、小文字のものは小さめの装飾音的なものとなります。

ということで、次から漸く本題です。

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