こんにちは、たーさんです。
今日はマリ出身の歌手兼女優のFatoumata Diawaraを紹介します。
それでは、まず、たーさんが彼女を知ったきっかけとなったBissaという曲をどうぞ。

如何ですか?
軽快なリズムと大地を這うようなしっかりとしたベースに転がるようなボーカルとしゃれたギターって感じで、これはカッコええなぁと思ったものです。
これを聞いたのが数年前で、Fatoumataの事を調べてみようと思ったのですが、Fatouという一枚のアルバムがある事が分かった位で何も情報が無かったんですよね。でも、どうやら彼女は幅広く活動していたみたいです。
そんな彼女は、2014年のTimbukuto(邦題:禁じられた歌声)という映画の主題歌を歌っています。では、その主題歌Timbukuto Fassoをどうぞ。

この「禁じられた歌声」は、イスラム原理主義者達によって故郷にもたらされた悲劇を描いた映画で、2015年のアカデミーの外国語映画賞にノミネートされました。Fatoumataはこの映画には女優としても出演しています。
先程のBissaとは違って、重々しいサハラブルースになっています。そして、彼女の力強い歌声がより一層悲しさを強調している感じがします。

さて、彼女は2018年に漸く2枚目のアルバムFENFOをリリースします。最後は、そのアルバムからNteriniという曲です。割と軽快なリズムのサハラブルースになっていますが、何等かの理由で家族を置いて遠くに行ってしまった夫を思う曲なんですよ。
ではまた～